第15回サイバー歌会 歌評

15 ちぎり絵のさくららららら散りぬるを催眠解かれしまなこに映す

上の句は、ちぎり絵の映像が浮かぶようで面白い表現だと思ったのですが、下の句の「催眠」の意味がイメージできませでした。どんな催眠にかかっていて、それが解けた後に目に映ったさくらのちぎり絵は、どんな意味合いがあるのでしょうか。「春眠、暁を覚えず」のような寝ぼけ眼をひらくと、もう春だなぁ~という感じかもしれません。だとすると、「ちぎり絵」という言葉が活きてこないように思われるのですが。(ほにゃらか)

私は催眠術を受けたことがないのですが実体験されたのでしょうか。さくらららららは催眠術にかかりゆく様で桜が散っていくような景色が見えたのでしょうか。催眠がとかれた時にちぎりえの桜がボンヤリ見えた。そして現実に戻ってきた。(mohyo)

ららららというオノマトペが一風変わった味付けでした。(村田馨)


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