第15回サイバー歌会 歌評

20 春眠を今にも破るアラームが鳴り出す予感つぼみ膨らむ

慈雨を受けるたび、膨らむつぼみのときめきが伝わってきます。(川島千枝子)

春眠暁を覚えずといいますがアラームで目覚めるのはつらいです。最近のはやさしい音楽だったりします。リーンというのは目覚ましでありアラームというのは静かな音楽なのでしょうね。母の病院は自宅から1時間30分のところにあります。週2~3回通いますが先週と同じ景色でないのは今の時期です。「つぼみ膨らむ」は木々の話し声のようでもありいいなと思いました。(mohyo)

桜が咲くという普通なら平和な感じのことを、アラームが鳴るという緊迫感の発想がよいです。(ロン)

たしかに桜の蕾はふくらむや爆発的に咲き始めるので春眠を破るアラームに通じると思う。 mohyoさんと違って、アラームにはけたたましいくらいの元気な音を感じます。元気のいい明るい歌と思いました。(服部文子)

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