第15回サイバー歌会 歌評

22 頑なに蕾のままでいる花の蕾のままで散るもまたよし

「鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす」どころか、「鳴かぬなら鳴かずともよしほととぎす」という心境でしょうか。桜の蕾をいとしく思っている、作中主体があります。(るか)

蕾のままに散るということですが花として咲かない蕾は朽ちていくように思いますが。咲かせてあげられなかったのは天気のせいでしょうか。その花をやさしく見ている作者があります。(mohyo)

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