第15回サイバー歌会 歌評

32 ゆっくりといつの間にやら満開にさくら一樹は力漲る

何の衒いもない、素直な歌です。桜が開花するペースを描写することにより、力漲る様子が無理なく伝わってきます。(るか)

「さくら一樹は力漲る」にとてもリアリティがあると感じます。花見の名所に行った帰りの曲がり角にまだ細いさくらの樹が満開で「ああごめんね。あなたの精一杯の咲きかた今気がつきました。」
そんな経験を思い出しました。(mohyo)

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