第15回サイバー歌会 歌評
39 春来ればきみへ手向けは桜花あくがれて過ぐ未来もあらん
当初から気にはなっていたけれど、、、という作品。何となく気持ちは分かる。しかし、文法のちぐはぐさが理解を阻止している。「あくがれて過ぐ未来」は、むしろ推敲し過ぎた痕跡が見える気がするのだけれど・・・(誰鬼)手向けに桜花ですから、きっと花見に行ったり桜の思い出があったのでしょうか。「あくがれて過ぐ未来もあらむ」ですが、意味がよく理解できません。将来は落ち着いて懐かしむことができるわたしかも知れない、という意味かと一読思いましたが、よく読むとわからない。 (mohyo)